PROGRAMプログラム

映画の生体解剖 霊的ボリシェヴィキ映画の生体解剖 霊的ボリシェヴィキ

ワールドプレミア上映
霊的ボリシェヴィキ

2017年/日本/72分 監督・脚本:高橋洋
撮影:山田達也 録音:臼井勝 照明:玉川直人 音楽:長嶌寛幸 出演:韓英恵、巴山祐樹、長宗我部陽子、高木公佑、近藤笑菜、河野知美、本間菜穂、南谷朝子、伊藤洋三郎

幼い頃に「神隠し」に遭遇した由紀子は、以来、不思議な違和感を抱えて生きてきた。この謎を探るべく、とある心霊実験に参加する由紀子だったが、待ち受けていたのは「霊的革命」を信奉する狂気の世界だった。『リング』『恐怖』の高橋洋が新境地を開く前衛ホラーを世界初上映。

8/12(土)17:45

トークイベント
映画の生体解剖

稲生平太郎 高橋洋
武田崇元

カナザワ映画祭恒例のトークイベント「映画の生体解剖」に、
今回は「霊的ボリシェヴィキズム」を提唱したオカルト界の黒幕・武田崇元が登場。

8/12(土)19:20

稲生平太郎(横山茂雄)稲生平太郎(横山茂雄)

1954年大阪生まれ。作家。著書に幻想小説「アクアリウムの夜」および「アムネジア」、UFO・オカルト論「定本何かが空を飛んでいる」、高橋洋との対談集「映画の生体解剖」など。横山名義の著書としては「聖別された肉体」「異形のテクスト」「神の聖なる天使たち」など。

高橋洋高橋洋

1959年千葉生まれ。脚本作に『女優霊』『リング』『インフェルノ蹂躙』『復讐 運命の訪問者』『蛇の道』『発狂する唇』『血を吸う宇宙』『おろち』など。監督作に『ソドムの市』『狂気の海』『恐怖』『旧支配者のキャロル』。著書に「映画の魔」、稲生平太郎との共著「映画の生体解剖」がある。最新監督作は『霊的ボリシェヴィキ』。

武田崇元武田崇元

伝説的オカルト誌「復刊地球ロマン」(1976~1977)の編集長として政治的ラディカリズムを触媒とする秘教的伝統の更新を企て、学研「ムー」の創刊に顧問として参画、神道霊学書籍の発掘を目的とする八幡書店を創立(1981年)、1983年には「出口仁三郎の霊界からの警告」(光文社)がベストセラーになるなど1980年代のオカルトブームに決定的な影響を与える。

旧支配者のキャロル

2011年/日本/47分 監督・脚本:高橋洋 撮影:山田達也 録音:臼井勝 照明:玉川直人
音楽:長嶌寛幸 出演:松本若菜、中原翔子、津田寛治、本間玲音、伊藤洋三郎

映画学校の卒業制作の監督に選ばれたみゆきは、講師であり、憧れの女優、早川ナオミに出演を依頼する。だが、ナオミが科す試練はあまりにも過酷だった…。「旧支配者」とは誰なのか? クトゥルーの世界観を背景に高橋洋が『女優霊』以来のバックステージ物に挑んだ恐怖人間ドラマ。

8/12(土)16:15

上映後トークイベント

中原 翔子 高橋洋

『旧支配者のキャロル』で早川ナオミを演じた女優・中原翔子と
監督・脚本の高橋洋が制作現場を振り返る。

8/12(土)
旧支配者のキャロル 上映後

中原 翔子中原 翔子

1970年7月9日生まれ、熊本県出身。明治大学卒業後、93年に女優デビュー。以降、映画『ビジターQ』(01/三池崇史監督)、『愛妻日記~童心~』(06/富岡忠文監督)、『旧支配者のキャロル』(11/高橋洋監督)、『SYNCHRONIZER』(16/万田邦敏監督)ほか、映画・Vシネマなど多数出演。また、AV界の巨匠・代々木忠監督の著書「つながる」を原作としたオムニバス映画『愛∞コンタクト』(15/渡辺あい監督&深井朝子監督)では、企画・出演のみならず配給・宣伝まで手掛けている。

高橋洋高橋洋

1959年千葉生まれ。脚本作に『女優霊』『リング』『インフェルノ蹂躙』『復讐 運命の訪問者』『蛇の道』『発狂する唇』『血を吸う宇宙』『おろち』など。監督作に『ソドムの市』『狂気の海』『恐怖』『旧支配者のキャロル』。著書に「映画の魔」、稲生平太郎との共著「映画の生体解剖」がある。最新監督作は『霊的ボリシェヴィキ』。