PROGRAMプログラム

トークイベント康芳夫 × 鈴木邦夫
「日本アナキズムと日本ファシズム 大杉栄と甘粕正彦」

11/ 26(日)15:05

康芳夫康芳夫

虚業家。伝説のプロデューサー。1937年東京都生まれ。東京大学(教育哲学専攻)卒業後、興行師神彰の元で呼び屋として活躍。その後独立、三島由紀夫が通いつめた「アラビア大魔法団」、「インディ500マイルレース」などを呼ぶ。また、「家畜人ヤプー」プロデュース、ネッシー捕獲探検隊結成、モハメッド・アリ戦の興行、かのオリバー君招聘、アリ対猪木戦のフィクサーなどをこなし、メディアの風雲児として、最近はTVドラマ『ディアスポリス 異邦警察』、映画『ディアスポリス -DIRTY YELLOW BOYS-』(熊切和嘉監督)裏都知事役で出演。怪優・迷優として活躍を続けている。

鈴木邦夫鈴木邦夫

1943年福島県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。学生時代から右翼・民族運動に関わる。同大学大学院政治学専攻中退後、産経新聞社勤務を経て、1972年に「一水会」を結成。現在は政治団体から身を退き幅広く活動。「ヘイトスピーチとレイシズムを乗り越える国際ネットワーク」(のりこえねっと)共同代表。著書に「公安警察の手口」、「右翼は言論の敵か」、「愛国者は信用できるか」、「〈愛国心〉に気をつけろ!」、「憲法が危ない!」、「天皇陛下の味方です─国体としての天皇リベラリズム」など。

上映 + トークイベント「戦争の犬たち」
杉作J太郎 × 飯島洋一

11/ 24(金)19:20

杉作J太郎杉作J太郎

1961年愛媛県生まれ。「男の墓場プロダクション」代表。漫画家、俳優、タレント、ミュージシャン・ライター、映画監督など多才な肩書で活躍中。

飯島洋一飯島洋一

1949年東京生まれ。俳優、ポット出版取締役会長。『戦争の犬たち』主演、杉作J太郎監督デビュー作『任俠秘録 人間狩り』主演。出演作は『戦場のメリークリスマス』、『水のないプール』、『盲獣vs一寸法師』、『ヒーローショー』など。最新出演作品は『禅と骨』。

戦争の犬たち

1980年/93分 監督・脚本:土方鉄人 プロデューサー:飯島洋一 音楽:泉谷しげる
出演:飯島洋一、清水宏、佐藤慶、たこ八郎、泉谷しげる、安岡力也

食いっぱぐれた男たちが集められた警備会社、そこは右翼が経営する傭兵会社だった! 自主映画において破格の3000万円の予算で作られた戦争映画、これを見ずして日本インディーズ映画は語れない。

11/ 24(金)19:20

上映 + トークイベント「気仙沼伝説」
ゲスト 小林政広 監督

11/ 25(土)18:20

小林政広小林政広


1954年東京生まれ。15歳の時フランソワ・トリュフォー監督の『大人は判ってくれない』に衝撃をうけ、映画監督になることを決意。第8回城戸賞受賞を機に脚本家として活動。1996年初監督作品『CLOSING TIME』を製作後『海賊版=BOOTLEG FILM』、『殺し』、『歩く、人』、『バッシング』をカンヌ映画祭へ出品。ロカルノ映画祭出品作『愛の予感』ではロカルノ映画祭最高賞含む4冠同時受賞など海外での評価が高い。最新作は『海辺のリア』。

気仙沼伝説

2006年/117分 監督・脚本:小林政広 音楽:周防義和
出演:鈴木京香、杉本哲太、岸部一徳、倍賞美津子、國村隼

風光明媚な気仙沼の港町を舞台に、ちょっとワケあり中年男女のラブストーリーをユーモアとサスペンスで彩る大人のためのファンタジー。2006年に製作されながら、ごく一部の機会をのぞき通常公開されることのなかった幻の作品を今回特別上映。今は失われた気仙沼の風景が美しい。

11/ 25(土)18:20