映画の生体解剖×映画術

妄想と理性がぶつかる最先端の映画論バトル!
日時:9月15日(月・祝)12:30開演
前半:『映画の生体実験』上映 後半:トークバトル
※1回鑑賞券でご覧いただけます
映画の生体解剖ビヨンド
映画の生体実験
2014年/日本/時間未定
監督・編集:高橋洋、協力:稲生平太郎
対談集「映画の生体解剖」に触発された高橋洋が、映画に描かれた「人種差別」、「憎悪・殺人・復讐」、「植民地恐怖」、「テロ」などをテーマに古今東西のあらゆる作品からモンタージュを展開する。

稲生平太郎(横山茂雄)
1954年大阪生まれ。奈良女子大学教授。著書に幻想小説「アクアリウムの夜」および「アムネジア」、UFO、オカルト論「定本 何かが 空を飛んでいる」、高橋洋との対談集「映画の生体解剖」など。横山名義の著書、訳書としては「聖別された肉体」、「異形のテクスト」、「ヴィクトリア朝の寝椅子」など。

高橋洋
1959年千葉県生まれ。早大シネマ研究会で8ミリ映画の制作に没頭する。その後は多彩なジャンルの劇場映画とVシネマを手がけ、『女優霊』(96)の脚本を担当。そして『リング』シリーズの脚色で大ヒットに貢献。監督作品として『ソドムの市』(04)、『狂気の海』(07)、『恐怖』(10)、『旧支配者のキャロル』(12) があり、著書には「映画の魔」、稲生平太郎との対談集「映画の生体解剖」がある。

塩田明彦
1961年、京都生まれ。立教大学在学中より黒沢清、万田邦敏らと共に自主映画を制作する。1996年、オリジナルビデオ『露出狂の女』(脚本:高橋洋)を撮り、高い評価を得る。宮崎あおい主演『害虫』(02)でナント三大陸映画祭審査員特別賞・主演女優賞を受賞。また『黄泉がえり』『どろろ』等の全国公開作品は興収30億を超える大ヒットを記録した。 最新作は『抱きしめたい』(14)。著書に『映画術・その演出はなぜ心をつかむのか』がある。